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WEBディレクターの本音ブログ

専門家は例え話が上手な人ほど重宝される

      2015/12/09

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専門性を要する職業に就いている方のうち優秀と評される人は、誰しも「一般の人に理解してもらうための例え話」という案内トークを幾つか持ち合わせている。

幼き自分を思い返しても、体育の授業で鉄棒(逆上がり)に挑戦中、体育教師から「足を空に放り投げるように!」などと例えられ指導を受けた記憶がある。この指導があって、逆上がりが出来るようになったかどうかは記憶にないが、この例えによる案内によって相手との共感が生まれ目的が達成できたわけだ。

逆上がりに関しては、将来的にできるであろうことを今の時点で達成することを目的とした感覚共有のための「例え」であるが、一般的には専門性の高い事柄を、その知見のない人に伝えることはほぼ不可能なのだ。

しかし「理解してもらわないことには後にも先にも進めない!」という状況を打破するためには、相手が理解できる事柄に代用して伝えなければならない、いわば苦肉の策なのだ。
だからといって「理解できるまで勉強してください」というのは到底無理な話で、逆に「勉強して理解しました」と言われたらアナタの専門価値は一気に地に落ちるでしょう。

 

専門性の高い職業において、その生業年月の長短がその人の評価に繋がるのは、この「情報共有」のための「例え」の引き出しが多いことにも関係している。

手前味噌ではあるが、私も歳を重ねるごとに「例え」の引き出しが増え、顧客の趣向に合わせてそれを使い分けることで「共感」を獲得することができていると感じる。

時に、インターネットについてアレルギーのある中小企業の経営者と、ドメインやサーバーを絡めたホームページの話しをする場合、次のような例えを使って相手の理解を促す。

「サーバは「土地」を意味していて、ホームページはその土地に建てる「家」ですね。ドメインは、そこを示す「住所」なわけです。ホームページを作るということは、土地(サーバー)が無ければ建てられませんよね。」など『建築』に例えて説明したりする。

 

このように「例え」とは、年齢を重ねた人間だからこそできる。要は「経験」というものが大きく影響しているわけです。それは、大体の人が経験するであろう、一般的な生活や暮らしの中で得られる事柄や思考、感覚を「経験」しているからこそできることで、経験不足が否めない若年専門家の評価が長者に劣るのは、このあたりのことが影響しているのだろう。

となると、自身の持つ専門性を一心不乱につき詰めたとしても、大衆が見聞きすることや感じることなどの経験が乏しければ、それは長者であっても専門家として満足な評価は得られないのではないだろうか。

そういえば、「脳科学の専門家」とか「歴史文献の専門家」などの肩書きを持つ人をテレビで見ていて「変わってるなぁ~」と思うのは、一般的な感覚とのギャップがそう思わせるのであろうが、この方々は、また更に飛び抜けた専門性を有することから特別な評価を受けているのですがね。

Web担当者やディレクター、クリエイターはその専門性に感けるのではなく、一般的な「経験」を多く積むことを声を大にして薦めたい。
読了ありがとうございました。

 

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