分かり合えない!からこそ最高のクリエイティブが生まれる理由
2015/09/08
「分かり合える」と考えることは危険なことである。なぜなら、人は皆違うから。
違うからこそ、分かり合うために相当な努力が必要になるのだが、その努力を相手に理解してもらおうと懸命になるカタチで使われることが多い。
違ってあたりまえと考えていれば、異なる考え方や、常識、物事の進め方などに遭遇しても、比較的冷静に捉えることができる。また、それにより自分のとるべき行動について冷静に考えたり、相手に自分の考えややり方の違いについて客観的に説明することができる。
ところが「分かり合える」といった土俵の上に立って物事を考えると、自分の意見を理解してもらおうと相手を説得する行動にでてしまい、意見を変えさせる努力に走ってしまうのだ。
これでは「相手から見た自分」や「相手の視点」について考える余地がなくなってしまう。
相手の考え方や言動を責めるのではく、人はみな違うという思考で物事を捉えていくと、不思議と面白い結果がでたりするものだ。
読了ありがとうございました。