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WEBディレクターの本音ブログ

ビジネスの成功にある「謙虚さ」をつかいこなす人の考え方

      2015/09/08

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謙虚を演出する

日本の美学に「謙虚であれ」という言葉がある。

謙虚には、人を誠実に装飾する力がある。また、謙虚である人は不思議と人に愛される
謙虚であるということは、魅力的な人物に欠かせない要素なのだ。

では、この謙虚というものはどうやって手に入れるのだろうか?

生まれながらに持ち合わせる、その人の人徳なのだろうか?生活環境などで養う性格のひとつなのだろうか?
それとも、その人の内面から溢れ出る本能や雰囲気なのだろうか?

できるビジネスパーソンにおける謙虚さとは、人徳でも性格でも本能でもなく「ビジネススキル」と言いきれる。そして、その”謙虚さ”という行動を意識的に行っている。

前記したとおり、謙虚は人を魅力的に装飾する。傲慢な人には、そのときの力関係が影響して人が群がるが、謙虚な人は力に関係なく人が集まる

謙虚でいるということは、ビジネスという場面において都合がいいのだ。
世の第一線のビジネスパーソンは、そのことを重々理解している。

しかし、謙虚でいてはいけない場面がある。

  • 自己を主張しなければならにとき
  • 持論を展開しなければならいとき
  • 自分の熱意や想いを伝えるとき
  • 自己の強みを伝えるとき

どれも、戦略的に自己表現しなければならない場面と考えてもらえればよい。

既存顧客、新規顧客、同業者、同業他社、アウトソース企業などとの様々な商談の場面において、ときに傲慢で、自己の強みを強調し、過去の実績を多大にPRする必要がある

そのPRには、1つの出来事を様々な言葉で魅力的に装飾し10や20もの出来事として伝え、相手への印象付けを最優先に考える。

謙虚さなどはかけらも必要ない。

「自分など、まだまだ。。。」と謙遜するのは、相手に自分の「強み」や「凄み」を勝手に想像してもらうための常套句である

自分の口で「私は凄いんだぞ!」と語るヤツほど、どうしようもない人間だということをだいたいの人は知っている

「いえいえ、そんなことないですよ」と謙遜することで、相手に自分の「強み」や「凄み」を何倍、何十倍と想像してもらうことができるのだ。

相手が勝手に想像したのだから、こちらにはまったくもって非はない。こんな都合のいいことはない。

「ダメなヤツ」というレッテルを貼られてからの、「凄み」の印象付けはかなりの労力を要する。
だからこそ「凄いヤツ」とレッテルを貼ってもらいスタートダッシュを決めることがビジネスには重要となるのだ。

時にアナタは、この謙虚さをうまく使いこなせているだろうか?

読了ありがとうございました。


 - エッセイ

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