時間と場所を共有するから一体感が生まれるのだ
2015/09/24
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インターネットの普及により、場所という物理的な要素に左右されずに制作が出来る機会も増えてきました。
特に、個人クリエイター(SOHO)との協働や、翻訳関係のネイティブスピーカー達とのやり取りにおいて、場所を選ばず制作を推進できるのは大きなメリットであります。
しかし、それをメリットと感じないディレクターも多い。(かく言う私もそのうちの1人)
それは、アイディア・発想の共有や、進捗状況の把握、トラブルの予測等、各人が顔を見合わせながら同じ場所で時間を過ごしているからこそ共有できるものだと確信しているからだ。
また、その共有する時間の長短によって「阿吽の呼吸」といわれる絶妙なチームのバランスなどが生まれると考えている。
さらには場所を共有しているということで、決定内容に関してのプロセスを把握でき、故にその決定事項を素直に受け入れることができ、指示命令伝達がスムーズに運ぶ。
それだけでなく、喜怒哀楽や感動にいたるまで…
例えば、クライアントとの話しの行き違いで責任者が頭を下げている場面などに出くわすことがある。そのよう光景を目の当たりにすると「今後の作業でも注意しよう」といった緊張が暗黙的に周囲に伝達される。
また、懇親の企画がクライアントに評価され、その喜びの声が責任者との会話の中から漏れ聞えてきた時などは、ミーティングや会議などで報告されるそれよりも生の歓びが直接感じられる。
これらのような感情も、場所を共有しているからこそ味わえることだ。
インターネットの普及により立地の制限がなくなったといわれるWeb制作ではあるが、やはり顔を見合わせて制作しているチームが強力なのは、これらのことが大きく影響していると思うのです。
読了ありがとうございました。
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