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WEBディレクターの本音ブログ

フルスクリーンデザインを「写真素材でつくろう」と考えている顧客に対して思うWebディレクターの本音と葛藤

      2015/10/03

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最近のウェブサイトは、フルスクリーンレイアウト(画面いっぱいに写真画像を掲載したレイアウト)が魅力的なサイトが多いようで、このようなデザインがひとつのトレンドとなっています。

例えば「ミクシィ(https://mixi.co.jp/)」とか、「山本海産物オンラインショップ(http://shop.yamamoto-kaisanbutsu.jp/)」とかステキです…。

トレンドに敏感なクライアントからは、この流れを汲んで「是非ウチもフルスクリーンでリニューアルしてくれませんか!?」というご依頼をいただきますが、二言目に「写真は用意できますか?」と聞きます。(なぜ二言目かって? 一言目は当然「がんばります!」と応えるからだ。)

フルスクリーンのデザインにとって写真画像は、そのサイトの生命線となる素材になります。
要は、この写真の良し悪しでサイトが魅力的なものになるかどうかが変わってくるということです。

また、写真をひと目見ただけで「なに屋で、なにを売っているのか?」を伝えることができなければ訴求力不足により、コンバージョンを向上することは困難となり、Webサイトからの収益性を見込むことができなくなります。

それほど、フルスクリーンレイアウトというデザインは写真画像のクオリティに依存するものなのです。

当然、用意がなければ写真撮影の提案をしますが、「予算の都合で写真は素材集からできませんか?」と撮影を却下するクライアントも多いです。(素材もタダではないですが…)

前記したとおり、この写真画像はサイト全体(企業全体)のイメージが左右されるのに….と困惑すると、ほとんどのクライアント担当者は同意してくれ、いくつかの対策案を練ることができますが、それでも数社は頑として「素材で!」を強調されます。

予算獲得の段階からお声掛けいただければ喜んでプランニングしましたのに…。(←は制作側のエゴかもしれませんね。)

さぁ、こうなるとどう対応するか?

1.素材でなんとか頑張る
2.無償で写真を撮影する
3.制作を辞退する

気持ちは「2」。でもボランティアではないから却下!

…で「1」or「3」になるが、「1」は既存顧客、そのなかでも顧客生涯価値がかなり高い場合に限り選択の可能性ありかな?
それ以外(ご新規、またはそれに近い顧客)であれば、泣く泣く「3」です。

業績向上を目的と下Web制作を掲げている以上、これが達成できない制作はどちらにとっても良いものにはなりませんから。

とはいえ、事業のスタートアップ時はなんでも「よろこんで!」と引き受けていたことを思い出すと、これは少し傲慢(ごうまん)になっているのだろうか? 否、それを引き受けることで将来的にクライアントのイメージが阻害される場合があると考えてのことだ。…などと葛藤が繰り返されます。

クライアントの成功を追及したWeb制作と、要望に尽力するWeb制作はどちらが正しい姿なのか?

どちらかを選択しなければ、ポリシーのない事業展開になっていきそうで、またスタッフの意識までもズレてしまうかもしれないと不安も湧き上がる。

「顧客のターゲッティングを明確に線引きする時期なのかもしれない」と考える、中身のない自身の悩みを書いただけの投稿でした。

読了ありがとうございました。


 - エッセイ, デザイン, ビギナー向け

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