お客様は神様なのか!? お互いが大切な神様と認識すればWin-Winの関係になれる理由
2015/09/08
デパートへ買い物に行くとき、レストランへ食事に行くとき、私たちは商品の販売やサービスの提供を求めて足を運んでる。
そのときの、お店と私の関係は提供者と受領者であり、商品やサービスを受領するために対価を支払う私は、提供者にとっては顧客となる。
お客様は神様です。
という言葉があるが、提供者にとっては益を得るために様々な商品やサービスを展開しているのだから意味はわかる。
しかし、商品やサービスを求めている私たちにとっても、提供者はある意味神様である。
この神様がいなければ、私たちは欲しい商品もサービスも得られないのだから。
さらに心理の奥底には、その神様に嫌われないように、また、気に入られるようにして最大限の商品やサービスを提供してもらいたいと考えていたりもする。
お互いが神様であるという考えかた
ということは、提供者も受領者も互いに神様でありイーブンな立場といえる。
しかしながら、対価を支払う方が「偉い」という図式が強く根付いている気がする。
これは提供者側の過剰なもてなしのせいだろうか?
すべての価値の中でお金という物質が一番だからなのだろうか?
それとも「お客様は神様です」が満場一致、世界常識なのだろうか?
コミュニケーションの基本
対人コミュニケーションにおいて相手を敬い尊重するのは当然のことだ。
提供者側にもてなしの精神がないのは論外だが、飲食店などにおいて、客もその商品を提供してもらうのだから、店員に横柄な態度や口調は道徳心がないといえる。
互いの要求は互いがいて満たされるわけだから、どっちが上とか下とか、神様とか、偉いとか全く関係ない。
これを私の仕事に置き換えてみると、顧客はWebコンサルティングや制作を願う依頼者で、顧客の願いを満たしたいと願う私が受託者であるが、互いの要求を満たすパートナーである。
顧客は売れるWebサイトが欲しい、私は売れるWebサイトを作りたい。
だから私は顧客を神様とは思わないが最大限の敬意を示す。なぜならば、私のWebサイトを作りたいという欲求を満たしてくれる最愛のパートナーだからだ。
読了ありがとうございました。