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WEBディレクターの本音ブログ

Webサイト運営で求める成果とは!?

      2015/12/16


bsYUKA862

私がディレクションさせていただくWebサイト制作では、必ずはじめに「成果(ゴール)」を設定してから着手するようにしています。

これは、単なる「Webサイト制作」との差別化った自身に課している使命でもあり、これをクライアントにも理解してもらうことで、一緒にその課題にトライしてもらうことによる「共創」が我々の制作スタンスであります。

幸いにもこの課題に真摯に向き合うクライアントの協力のおかげで、今もこうしてブログに向かい能書きを投稿しているわけですが、企業にとってのWebサイトにおける「成果」とは一体何を指しているのか?

これを見い出せないでいる企業、またそのWeb担当者も多いようなので、今回は「成果」について考えたいと思います。

 

成果とはなにか

一言で「成果」はいっても、クライアントによってその内容は異なります。
A者は「問い合せが来ること」を指し、B者は「商品の売上が伸びること」を指していたりします。また、「PV数の向上」を成果としている方もいれば、「Webサイト運営の経費削減」を成果と結び付けている方もいます。

上記の成果は、一般的な「成果目標」でありますが、それぞれに次のような特徴があります。

 

1. 問い合わせ
Webサイトを通じて企業のサービス(技術)を紹介し、そのサービスの提供を求めるユーザーからの問い合わせをカウントします。物品を販売するという形態ではない企業のWebサイトに設定する成果タイプです。私の実績の中でも一番多い成果設定です。

2. 売上向上
物理的に存在する商品の販売数や取引金額から売上高を指標とした成果タイプです。ECサイトの運営コンサルやサポート、自社ECサイトの構築などにおいて設定することが多いです。

3. PVの向上
PVの向上を成果と設定する場合は、対象のWebサイトがPR活動を目的としたWebサイト(ランディングページ)ということが多いです。この数値によって宣伝対象にどう影響したか?という追求調査も必要になります。

4.経費削減
Webサイトの運営費(ランニングコスト)の削減を成果とする設定です。
例えば、サーバーやドメイン、システム等の月々の使用料や更新作業に掛かる人件費などの削減を図ったものです。

企業のWeb担当者の皆さんは、何を成果と設定しているでしょうか?
自社の特徴を理解し、最適な成果設定を打ち立てWebサイト運営を行ってください。
読了ありがとうございました。

 


 - エッセイ, ビギナー向け, マネジメント, マーケティング・戦略

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