『SEOに振り回され過ぎじゃないのか!?』と感情的に思っただけの1日
最近、心底思うのは「SEOに振り回され過ぎじゃないの?」ということ…。
なぜならば、あまりにも「過去の常識、今の非常識」ということが多過ぎるからだ。
過去:SEOのための外部施策として「被リンク」が有効だ!
現在:アルゴリズム 大幅アップデートで、信頼できない被リンクが不当に存在しているサイトには「ペナルティ」を課す。
過去:PageRankが検索結果に大きく影響する!
現在:アルゴリズムのマイナーアップデートで、検索結果にPageRankには頼っていません。(←ホント?)
過去:metaタグにキーワードを入れないと、検索に表示されません!
現在:アルゴリズム アップデートで、検索結果がキーワード情報で意図的に操作されない仕組みとした。
過去:SEO対策がホームページ作りに1番大切なことです!
現在:アルゴリズム アップデートで、本来あるべき姿としてのコンテンツ重視のSEOとした。
などなど、あげたらキリがない程のアップデートと変更(ウワサ?)が繰り返されています。
こんな情報がアタマの中を行ったり来たりしているもんだから、とうとう「SEOに振り回され過ぎじゃないの?」という感覚が芽生えてきたというわけです。
様々に変化する仕組みに一喜一憂すること事態、明らかな無駄でないか?そのパワーをもっと違うところに使うべきだ。
なぜならば、そのパワーには「人、モノ、金」の経営資源が投入されているわけで、これらをもっと有効につかいたいと願うのは誰も一緒でしょう。
だから『もうSEOなんて気にするの止めません!?』って言いたい。
制作チームは、表現したいことに注力したデザインを考案し、その表現に見合った構造化で正しくコーディングをすることに注力し、あとはGoogleエンジニアが最高のアルゴリズムでベストマッチングを提示してくれる。
っていう、ワークフローが役割明瞭でイイじゃないか!…と。
しかし「Web制作の付加価値が見出せない」「他所との差別化が図れない」ということが影響し、業界水準の低下を招くことになるのかも…。
と、ここまで書いて「やれSEO対策だ」とか「それアルゴリズムだ」と言わなくなると、Web制作が事業として成り立つ創世記(1998年ころ)のビジネスモデルにまで遡ってしまう退化であることに気がつきました。
やっぱり、デザインしてコーディングして「できました!」っていう単純なビジネスモデルでは、インターネットという巨大グラウンドには似使わないですね。
今回は鬱々としたWebディレクターの愚痴と、自己解決な投稿という扱いで終わりです。
読了ありがとうございました。