ユニバーサルデザインを意識して、すべての人を対象としたWebサイトを構築する
2015/09/08
皆さんはユニバーサルデザインという言葉を聞いたことがありますか?
ユニバーサルデザインとは「年齢、文化、能力の違いや障害の有無に関わらず、多くの人が利用できるよう配慮したデザインを呼び、可能な限りすべての人を対象とした設計(デザイン)をするための考え方」のことを指しています。
ユニバーサルデザインは、アメリカのロナルド・メイス教授が提唱したデザインの考え方で、次のような原則から成り立っています。
公平:使う人が誰であっても、公平に操作できること
柔軟:使用するときの自由度が高いこと
簡単:使い方が簡単であること
明解:情報が理解し易いこと
安全:自己や危険につながりにくく安全であること
持続:からだに負担を感じることなく使えること
空間:使いやすい多きさや広さがあること
この考え方に基づき開発、デザインされたものが我々の身の回りに数多く存在します。
デザイン例)ユニバーサルデザイン
Web制作という分野は、物理的に存在する製品の開発・製作とは異なりますが、年齢、文化、能力に関係なく使われることが可能な情報を扱っていることから、ユニバーサルデザインを意識した設計・デザイン・構築を行っていくことが重要です。
情報弱者をなくすための働きかけやITリテラシー向上に向けての活動と併せ、ユニバーサルデザインを考えたWebサイトを世に送り出すことがWeb制作者(クリエイター)としての使命です。
読了ありがとうございました。