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WEBディレクターの本音ブログ

Webクリエイターの必要なスキルを書きだしてみたら多過ぎた

      2015/09/08

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なんでもや

Web制作者やウェブクリエイターは、たくさんのスキルが要求される職業とつくづく感じる。
それは、Webサイトというメディアの進化とともに、追加できる要素に限りがなくなってきていることが要因と考えられる。

HTMLという言語の習得で、Webサイトを構築することができたのは10年以上も前のことで、昨今ではこれにCSSという定義を付属させなければWebサイトは完成しない。

またHTML+CSSだけでなく、それにはUI(ユーザー・インターフェイス)というビジュアル要素も必要になる。

ビジュアルには、幾つか種類が存在するが、ベクター系であればIllustratorなどのイラスト制作ソフトでベジェ曲線を駆使しながらロゴやアイコンを作成し、ピクセル系であればPhotoshopなどの画像加工ソフトでアイテムを加工していくことになる。

また、加工元となる画像(写真)の撮影などのノウハウも必要になる。一眼レフを片手に「絞り」や「ホワイトバランス」などを理解してカメラを操作し撮影をする。良い写真が撮れなければ、それはWebサイトのクオリティ低下に直結するから大事な工程だ。

大事だからこそ、失敗せぬよう日々トレーニングを欠かせない。さらに、写真のクオリティは機材も大きく影響するので、そのあたりの知識も自然と豊富になっていく。

写真撮影

更に更に、最近のWebサイトでは動画を商品説明だけでなく、アイキャッチに使用するものも存在する。
WebサイトのUIに最適化するため動画編集を行ったり、サウンドを追加したりもする。サウンドはオリジナルを要する場合は、自ら作り出す。

これはやはり動画はアイキャッチにとても有効だから使いたがるのだろうが、動画の準備ができない顧客も多い。準備ができないのは、物理的な商品を取扱っているのではなく、サービスを提供しているような企業に多い。

そのような場合でもアイキャッチがどうしても必要となれば、アニメーションの制作を提案する。

ソフトウェアスキルだけでなく、ハードやネットワークに至るまで

動画の再生などの大容量ファイルのやり取りは、ネットワーク通信の進化によって可能となり、いまやあたり前の技術となっている。これは、ひと昔前のISDNなどのメタルと呼ばれる通信網では考えられないことで、これがADSLになり光になったことで可能となった。

Webは常にネットーワーク(通信)を経由してユーザーに届けられるので、通信情報分野の知識も必要となる。
昨今では、3GやLTEといった通信網やWifiなどの11aや11gといった周波数帯まで意識するようになった。

ネットワークを介して接続された端末は、さまざまな操作を行う為の入力装置となりインターネット上の情報を操作する。

ブログを更新したりオークションを楽しんだりと、これらはサーバー内でプログラムが実行されており、その実行結果がユーザーの端末に表示されている。

また、これらはデータベースと連動されたユーザーひとり1人の情報をセキュアな環境で保存している。一般ユーザーがSNS等で情報を交換している背景には、これらの技術が知らず知らずに使われていることになる。ということで、プログラミングのスキルも必要とされる。

プログラマー

またプログラミングと聞けば、トレンドに敏感な顧客は「スマホのアプリって作れる?」と聞いてくる。まぁ、作れないこともないので相談に乗るが、いやはや要求は高度だ。

また、「パソコンを修理してくれ」、「インターネットに繋がらないんだけど」といったことまで相談される始末。

どこまでが自分の仕事かと分からなくなるときもあるが、「それは電気屋さんに聞いてね…」というのは寂しいので、できる範囲で手助けをしている。

ときとして、本業よりもこちらの相談が一杯の場合もある。

このように、どれだけのスキルが必要になるかご理解できましたでしょうか?

読了ありがとうございました。


 - エッセイ, デザイン, マネジメント

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