企業ロゴデザインの制作費は?|企業ロゴに込める想いと投資の重要性
2015/11/17
簡単・シンプル・使いやすい!月間100万人が使うブログサービス【JUGEM】
企業のWebデザイン・制作を行う場合、その企業のロゴデザインを同時に提案することも多いですが、依頼者にとって、そのロゴの「出来上がりの質」と共に「制作にかかる費用」というものが大変気になるようです。
昨今では、ちょっとインターネットで検索すると「企業ロゴ制作/2万円で70案」といった広告がヒットしたり、ロゴマークの作成から商標登録までを一括で受託する「LOGO市store」といった至れり尽くせりのサービスもあります。(← 個人的にこのサービスは結構オススメです。)さらには、クラウドソーシングなどを活用すれば、「質」「費用」ともに満足のいくものが上がってくることでしょう。
検索すれば簡単にこんな情報が手に入るからこそ、どれがベストか!?と悩むクライアントも多いように見受けられますが、そんなクライアントに私はいつもこうアドバイスしています。
「(ロゴに限ったことではありませんが)相場はあったとしても、それにかかる費用はピンからキリまであります。だからこそ、ご自身がその成果物にどれほど投資したいか?を判断基準にされてはいかがでしょうか」と。
結局は自分自身でその価値を見出すことが大事
昨今では、多様なサービスが溢れ、それらサービスの低価格化は歯止めがありません。
探そうと思えば、幾らでも安価なサービスを見つけることができますし、これらサービスにおいての「質」は決して悪いものではありません。ロゴデザインに関して言えば、そのようなサービスを活用してもステキなロゴが何点もあがって来ることでしょう。
しかし、クライアント自身がそのなかから「質」を見出すことが出来なければ選択することすらできず、例え決めたとしても、想いが込められていない見た目だけのデザインでは、飽きがくるのも時間の問題でしょう。
企業ロゴといった正解のない成果物に対する「質」の判断は、他の誰でもないクライアント自身にしかできないもので、第3者が「それは1円の価値なのか、はたまた200万円の価値なのか」を値付けすることはできないのです。
企業ロゴは、その時々で変えるものではなく、その企業の成長と共に掲げていくものです。
依頼者がそれにどういった思いを込めたいのか?そのロゴが出来た経緯や、ロゴに対しての意味といったものが後に秘話(ストーリー)となって、その企業の発展に役立つものになるのです。
故に、企業ロゴというものは「投資」の観点から予算を決めデザイナー(制作会社)を決めるべきと考えています。
また、魅力的な想いやストーリーが込められたものであれば費用など必要ないものでもあります。
これらは、依頼者が「何を込めるか?」に掛かっているもので、相場などないのです。
読了ありがとうございました。