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WEBディレクターの本音ブログ

起業家と経営者の違いを考える!「情熱的な起業家」と「理性的な経営者」どちらも必要な理由

      2015/09/08

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起業家に一番大切なものは「情熱」であり、これは人の感情に訴えかけるパワーの源のようなものだ。

過去の有名な起業家達も、並外れた「情熱」を秘めていたと思われる。

書籍等で語られる先人達のエピソードなどは、尾ひれがいくも重なり、現実よりも過大に表現されているようにも思えるが、それを差し引いたとしてもその「情熱」は薄れることなく感じられる。

さらにその先人達は、常人以上の ”感情的” な人格を持ち合わせていたと見受けられる。

私の周りの起業家達もこれに漏れず「情熱的」であり「感情的」なヒトが多い。
ヒトの魅力は、そんな「情熱的」であり「感情的」な部分から発せられるパワーが源なのだろうと思う。

魅力的なヒトほど、そういったパワーに溢れており、そこに人々は引かれ、集まることでビジネスとなっていくのかもしれない。

しかし、事業がスタートすると「情熱」だけでビジネスは上手く運ばない。
人との交わりや仕組みを冷静に構築し、公平を保ち、感情に左右されず、道理や論理に依拠し経営を行う「理性的な思考」が必要になる。

起業家と経営者は全く別の資質が必要だ

私は「起業家と経営者は性質が全く別のものである」と感じており、持つべき資質も全く違うものだと考えている。

起業家には経営はできないということではない。
現に何人もの起業家が事業を経営している企業はたくさん存在する。

しかし、その企業に人が集まり数々の思考が集合した瞬間に、起業家として経験してきたノウハウや、困難、弊害といったこととはまったく別の次元のハードルが現れる。

そういった事象の連続から、起業家はおのずと経営者としての思考に変わっていくのだろうが、持った資質は変えられない。
だから「経営コンサルタント」という専門家が存在し、ビジネスとして成り立つのではないだろうか?

起業家と経営者の資質を考えていたら、憶測ながらこんなところまで思考が進んでいた週末の午後であった。

読了ありがとうございました。


 - エッセイ, マネジメント, 理念と思想

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