ランディングページの直帰率を改善すればたちまち売れる理由
2015/09/08
ランディングページとは、ユーザーが最初に訪問したページのことを指します。ランディングページ=トップページと思っている人も多いですが、トップページだけがランディングページではありません。正しくコンテンツが作成されているホームページほど、検索結果にトップページ以外のページがランクされ、そこから訪問してくるユーザーも多く存在します。最初の訪問ページがランディングページということを理解しておきましょう。
ランディングページの重要性
ランディングページは、効果的に見せたいページに移動させる、もしくはコンバージョンを発生させるという大きな役割を担っている重要なページです。だからこそ「直帰率」をできるだけ低く保つことが求められるのもこのランディングページです。
直帰率とは、そのページを見たあと何もアクションをおこさずページから立ち去るユーザーの割合です。数値が100%に近いほどその人数が多いということになります。
とはいえ直帰率だけで判断できない構成のWebサイトもあります。たとえば辞書サイトや個人ブログサイト、また最近のトレンドでワンページデザインを実装したWebサイトの場合、そのページの仕様から直帰率は高い傾向にあるので全てを同じと考えることは出来ません。
直帰率を補足するもうひとつの材料
直帰率だけで判断できない場合のもうひとつの材料として「訪問時の平均滞在時間」があります。この数値が30秒未満であれば、有効な訪問となっていない可能性が高くなり直帰率値の信憑性が深まります。
判断基準の数値として「直帰率70%以上」「平均滞在時間30秒未満」のランディングページがあった場合改善候補ページと位置づけることが出来るでしょう。
改善候補となったランディングページは
- 書いてあることが分かり難く伝わっていない
- デザイン、キャッチコピーなどユーザーに違和感を与えている
- 訪問者の求めている情報がない
などが問題となっていることが多いので、これを改善することで直帰率を抑えることができ、また、これが改善されれば、そもそもユーザーへの集荷が出来ているランディングページですので、コンバージョン向上の目的も果たしやすいでしょう。
私の経験でも、この分析からページを改善したことでコンバージョン率が向上した案件が幾つかあります。是非実践してみてください。
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