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WEBディレクターの本音ブログ

ビジネスは「信頼」と語る経営者がWebに目覚めた瞬間

      2015/12/09


computer

企業のWebコンサルタントとしてWeb制作を生業としていながら常日頃思うことは、企業のWeb担当者や、それについて決裁権のある立場の人は
自社のホームページに関しての課題をどう捉えているのだろうか?」ということ。

特に中小企業の社長さん等はWebサイトを持っているということだけで充分で、それについての役割や品質に無頓着な人が多いように感じます。

とはいえ、このようなスタンスの社長さんの思考も分からなくはありません。

なぜならば、ビジネスは広告宣伝や周知PRのクオリティではなく『「人」としての信頼』が重要という本質を知っているからでありましょう。ビジネスはこの ”本質” が最も重要であり、広告宣伝と位置づけるWebサイトは「無いと問題だが、有れば良い」と考えているわけです。

 

そんな社長さんに私がお口添えさせていただくことは

「私は、社長さんのビジネスのスタンスには感銘を覚えます。
お話しを聞かせていただいて、社長さんが信頼を大切にしている素晴らしい方であることが解かりましたから…」

といった内容の言葉を投げかけさせて頂いております。

ここまでお話しすると、たいていの社長さんは「そうか!」と閃いたようにWebサイトについてご質問をされてきます。

 

ほとんどののWebディレクターやWeb担当者はすでにお気づきと思いますが、Webサイトとは、その企業のビジネススタンス顧客に対する想い役割の価値などを訴求するメディアです。人々の問題や課題を解決するための商品(サービス)を、その対象の方へお知らせしてあげるツールなのです。

そこに「有る」というだけのWebサイトでは、企業の魅力を周知することも出来ないばかりか、最悪の場合、そのデザイン性や情報の不足から「怪しい企業」とレッテルを貼られてしまうことも懸念されます。

Webサイトを「商品やサービスをPRする周知メディア」という捉え方は、表面的な見方でしかありません。ビジネスの本質である「人としての信頼」を表現できて初めてWebサイトを持っているといえるのです。

企業の社長様、Web担当者や決裁権を持つ方々に、「有ればよい」という考え方を少しでも早く改めてもらうよう尽力して行きたいと考える秋の小春日和の午後でした。
読了ありがとうございました。

 


 - エッセイ, マネジメント, マーケティング・戦略

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