そうだったのか!? あなたのホームページに人が集まらない理由
2015/09/08
ブログよりも本格的!プチ・ホームページサービス。
検索結果に表示されたリンクの中から選んだページを表示するも、直ぐにブラウザの戻るボタンを押してしまうユーザーの心理を想像してみた。Web集客に着目して考えるとき、いつもこのことを想像する。
最近は幾つかパターン化されたストーリーがイメージされるようになってきたが、対象とされるユーザーの根本的な欲求は、たくさんの情報の中からどれが自分にとっていちばん良い情報かを早く探したいということに行き着く。
この欲求こそが、インターネットで検索するユーザーの大多数の心理状況と考えると、検索結果に表示されたWebサイト候補はあなたにとって全て競合相手となる。
何万件と検索されるWebサイトの中からクリックしてもらうことを考えると、雲を掴むほどのことにように感じられるが、検索結果が上位(せめて検索結果一覧の1ページ目)であることを条件に、これら競合相手に競り勝つ方法は幾つか考えられる。(検索結果上位に位置づけるという課題は正しいSEO対策を行うことで解決することとし、ここでは競合に競り勝つための方法を考える。)
とはいえ、検索結果上位にも数十件の競合相手がいるわけで、そこで選ばれるということは大変な重労働なんじゃないか!?と考えるWeb担当者は、チョット待ってほしい。いままであなたも、Web担当者もしくはWebディレクターとして「ユーザーの検索ワードにマッチしないコンテンツの改善」を課題としてホームページの改修に努めてきたことがあるだろう。
そう、この検索結果の中にもアンマッチコンテンツが潜んでいるのだ。
そう考えると、競合相手は思ったほど多くない。さらに、ここで競り勝つことができれば集客結果が向上されるだけでなくコンバージョン率も大幅に増やすことが可能となる。
出会いは3秒できまる
人の第一印象は、出会って3秒で決まるといわれている。
Webサイトも同じことが言える。ユーザーがクリックし、サイトを開いた瞬間のファーストビューに「あなたが何屋さんで、あなたの強みは何か?」が3秒で理解できれば、この顧客獲得競争に勝利したといえるだろう。たとえ、直帰されたとしてもそのページがユーザーの脳裏に記録されていれば、他によいページがなければ戻ってきてもらえる可能性が高い。
Webサイトにさまざまな技術やデザインを施し魅力的にするのは、この脳裏に記憶させるための努力といえる。(見た目のデザインだけで上記が伝わらなければ意味がないことは言うまでもない)
では、3秒でユーザーに伝えるためにはどうしたらよいのか?
最善の方法は、あなたのWebサイトでユーザーに提供しようと考えている商品(モノでもサービスでも)を文字ではなく画像で、イラストではなく写真で掲載すること。いわゆる抽象的ではなく、具体的に視覚に訴えるということだ。そして、目にしただけですぐさま理解できる分量のテキストでキャッチコピーを配置する。文字数にしたら20文字程度のものを、写真の直ぐそばにレイアウトする。
キャッチコピーには、あなたの専門性と競合相手にはない強みを盛り込んだものにする。
この2つの要素を、ファーストビュー領域(スクロールしなくても目に入るエリア)にレイアウトすることで、ユーザーから選ばれる確立が格段にアップする。
Web集客において、必勝法は存在しないと考えている管理者だが、これだけはマスト要件であると考えている。
これは、人の心理(心理学)を分析することでも明らかな事実である。