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WEBディレクターの本音ブログ

人の成長欲求をビジネスにした企業に学ぶ

      2015/09/08

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成長

今日の自分は、去年の今日の自分を超えているだろうか?
時に、そんなことを考える。

去年の今日の自分

それは例えば、持久力、技術力、思考力、学力、人間力など対象はなんでもよい。
ただ単純に、去年より成長しているのか衰えているのかを考える。

人は常に成長を望むものだ。それに気がついているにせよ、いないにせよ、これは人として当然持ち合わせている「成長欲求」というものだ。

幼き時は日々が成長であった。

  • 赤ちゃんが立ち上がり、歩き出し、言葉をしゃべる
  • 友達と遊びに行く行動範囲が、少しずつ広がっていく
  • 飛べなかった跳び箱の8段が飛べるようになる
  • 学業に精を出し、知識がどんどん積み上げられていく

青年期は、成長がなければ日々の生活が楽しくないばかりか、だまっていても様々なものに興味が沸き、それを探求していくことで知らないうちに成長していた。

しかし、社会にでて10年、15年と年月が経過していくと、毎日の生活に変化もなく、あるときから成長を感じていない自分がいることに気がつく。また、成長がなくても日々生活できてしまっている自分に気がつく。

これに恐怖を感じた人は、私だけではないだろう。

この恐怖を感じた瞬間…それは、日々の生活にとってのイレギュラーな日常が続いたとき、もしくは慣れ親しんだ場所でないところで、否応なく参加せざるを得なかったコミュニティーで、課題を遂行しなければならなくなったときに感じることが多い。

自分は、長年通い続けた企業コミュニティーという限られた世界のなかで、自分という人間のアイデンティティを認知してくれていた集団に属していることに守られていたのだと…。

とはいえ変化の少ない日常であっても、経過した時間の中で経験したことが知識となり、それが成長を意味していることも分かってはいる。しかし、その時間の中で経験する新しい体験は幼き頃に比べ絶対的に少ない

大企業に勤務しているのであれば、社員育成の一環でいろいろな福利厚生が完備され、自己成長の機会が与えられていたりするが、中小企業に勤める人間にとってそのような処遇は見込めない。

人間は、いくつになっても自己成長を望むものだ。

社会人向けの通信教育企業のキャッチコピーでの「生涯学習」とは、人の欲求をくすぐる最良のコピーだ。

しかも「社会人というターゲット」に「人の欲求」を掛け合わせた戦略に脱帽する。
(成長を目指す社会人は比較的お金の融通がきく処遇のビジネスパーソンが多いことも戦略的だ。)

結局、何が伝えたかったのかというと「人の欲求」に沿ったビジネスを展開することの重要性と、ちょうど今、私自身がその欲求に苛まれているということだ。

読了ありがとうございました。


 - エッセイ

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