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WEBディレクターの本音ブログ

マラソンに学ぶ!ビジネススタンスとキャリア形成の考え方

      2015/09/08

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ランニング

自分でビジネスを展開しようと考えた頃からスポーツが習慣づいてきた。「身体が資本」ということは常々思っていたことだが、健康的な行動が習慣になったことは喜ばしいことだ。
今は、マラソンや登山などに魅力を感じ、休日や仕事終わりなど、ちょっとした時間を使い身体を動かしている。

そのまえは自転車(ロードバイク)にハマった。まるで自転車とは思えないほどの金額でスポーツタイプの自転車(ロードバイク)を購入し、休日は半日以上時間をかけてロングライドをしていた。

そんなとき感じた意識のズレ

マラソンでも自転車でも、距離をひとつの単位としたスポーツに取り組むと「距離感覚のズレ」を実感する。

それまでは20キロを具体的にイメージすることが出来なかった。これは過去に一度もイメージできなかったということではなく(学生時代などはその距離を実感していたのであろう)、社会にでると必要な距離の移動はもっぱら電車やクルマであり、自分の力でその距離を感じる機会がなくなったことが原因だと思う。

さらに仕事になると距離を考えるよりもそれに掛かる時間のほうが重要になっていくから余計に距離感から遠ざかる。

20キロという距離が実際どの程度の“長さ”で、その移動にはどれ程の体力が必要で、時間はどれくらいかかるのか?

いつのまにか、そんなことをイメージできない自分がいることに気づき、マラソンや自転車で走ることで、距離の感覚が取り戻せた今がとても心地よい

ゴールに向かう距離の感覚はとても大事

マラソンで40キロを走るには、それなりの心構えや、基礎体力など準備が必要となる。
距離の感覚を誤り、スタートから全力疾走では到底ゴールにたどり着けない。また、同じ40キロでも自転車だとそのペース配分は大きく違う。

ビジネスも似たイメージを感じることがある

ゴールが見えずに走らなければならない場面は、知識や経験とともに少なくなってきたが、ゴールまでの過程を意識し確実に距離を縮めていく感覚は不思議とシンクロする。

最近は10キロ程度のランニングが定番となってきているが、私の場合2〜3キロ地点で辛いと感じるヤマが現れる。

それを我慢すると一気に距離を伸ばせるのだが、ここで辛さに負けて気持ちが折れるとその後は全く気持ちのよい運動にはならない

このことを知っているから、このヤマを我慢することができるのだが、知らなかった頃は、ここでギブアップしていた。

このヤマを越えて距離を伸ばし、心地よい疲れが意識された時、ふと若かりし自分の仕事のスタンスが脳裏をかすめることがある。

あの頃は、ゴールはすぐ近くと信じ常に全力疾走だった。

たしかにその時点でのゴールテープをきることはできたが、本当のゴールはまだ先であることに気がついていなかった自分。(その時の自分のおかげで、今の自分があるのだが…)

サボらず一定の運動を続けることで、時間の経過と共に距離という成果が得られるスポーツは、ビジネスにおける自分のキャリアと相重なる部分が多いと感じる今日この頃です。

読了いただき有難うございました。


 - エッセイ, マネジメント

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