Webディレクターの最大の課題!Web制作会社のこれからの収益モデルを考える
2015/09/08
コストパフォーマンスNo.1のショッピングカートサービス「カラーミーショップ」
いまや企業、公共団体はもちろんのこと、地域の自治会や学校のPTA、サークル活動や学生会といったローカルな集合体にもWebサイトが設置されている。
地域活動に参加するなら、まずはWebサイトより申請を行ってください。
集客を追求しない団体であれば、Webサイトは一度構築してしまえば、ほとんど手間とコストをかけず団体の存在と継続を案内できる最良の媒体と言える。
Web制作におけるターゲッティングにおいては、商品(サービス)案内の宣伝費に多額の予算をかける大手企業や、企業PRを目的とした中小企業などに目を向けがちだが、上記のような収益性を求めない団体をターゲット層に取り込めるような制作サービスを展開できれば、大幅な収益向上につながるだろう。
しかし、このターゲットを取り込むサービスのアイディアがなかなか浮かんでこない。
企業であれば、収益向上ための経費として予算をそこに充てるわけだが、そもそも収益を求めていない団体が、そこにどれだけの費用を準備するだろうか?
一般的な思考では、それで事業が成り立つほどの収益は見込めないと結論づけるのが普通だ。
『企画・プランニング』Webコンサルタントの腕の見せ所
この課題を解決できる企画・プランニングを立案することができれば、事業拡大に向け大きな一歩を踏み出すことができるだろう。
Facebookのビジネスモデルは、これがプランニングできたことに尽きる。
スタートはリアルな個人と個人をインターネット上で繋がり合う「双方向コミュニケーションツール」であったが、個人がWebサイト(Facebook)を持ち、情報を公開することで、その個人の趣味趣向を、それらをマーケティングに活用したい企業へ提供するカタチでアプローチした。いわるゆる
B to C=B facebook C
という関係を完成させたわけだ。
これはGoogleのビジネスモデルに近からずとも類似する発想である。
私達は、企業や団体、または個人のWebサイト構築をサポートすることが役割ですが、その対象からの制作費で収益を向上させていくことから脱皮し、制作費に頼らずとも収益をあげるビジネスモデルを築きあげることが最重要課題と感じております。
読了ありがとうございました。